正体



KIEFER ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




この神聖な聖地に、幼い私が訪れてからどれくらいの時が過ぎただろうか……。
その間に何人もの人と出会い、そして別れてきた。
何人もの守護聖、何人もの女王候補生、何人もの女王陛下……。
そのつどそのつど別れを経験し、人と別れる事の寂しさもそれなりに覚えてきた。
またたくさんのいろんな人と出会う、喜びと期待の混じった緊張も。

だが、
こんな気持ちは未だかつて味わった事などない。
初めての感情。
なんなのだろう?。

幼い女王候補が聖地に招かれるのはもう何回も経験してきた。
これはいつもの「喜びと期待の混じった緊張」ではない。
ではなんなのだろう?。

私は私自身に問いかけた。
この疑問を解くべくこの不思議な感情と向き合った。
しかし解らない……。
いつもの執務もあまりはかどらない。不謹慎だとは思いつつ
ついぼうっとしてしまう時間が増えた。
そしてまた思い悩む私の執務室にそなたがやってきた。

『失礼致します』
透き通った綺麗な声。
安定した気候の中であたたかな春を感じさせるその雰囲気が私の部屋を満たした。
心音が上がり、体温が上がり、汗が出てきた。
何故この少女と対面した時だけ私はこんな風になってしまうのか?。
もう1人の少女の時とは違う。
何故彼女だけ………?。

『ジュリアス様?』
少女に名を呼ばれる。私を呼ぶ彼女の声。
こんな些細な事を何故、さも特別であるかのように感じるのだろう?。


………知りたい。
この感情の正体を。そなたが私に一体どんな影響を及ぼしているのかを…。
それがわかった時、私の中で何かが変わるだろうか?。
それとも私の未来が変わるだろうか?。










この感情の正体を知った時…………。









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……いやなんとなく。ディアとであった時のジュリアスってこんな感じかなって。
きっと開花予報辺りか、それよりちょっと前くらいかな……。






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