温泉旅行



KIEFER ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




 ここはひなびた温泉宿。
冬になるとたくさんのお客で賑わうのだが、季節外れの時期には早々込み合う事もなく
今はまさにそんな時期であるが、それでも旅館の名物の温泉には
遠くからの旅行者も集まり、1年を通してお客の居ない事はない。

 そして今日も1件の予約がはいっている。
本日のお客さまは「劇団・スタジオライブ」12名の団体様。
代表者の名前は、「ジュリアス」「アンジェリーク」となっている。
どうやら劇団の合宿と名がついてはいるが、実の所は息抜き旅行といった所だろう。

 部屋は一部屋10名までが宿泊可能な大部屋が二つ、男女に別れて泊まるらしいが
皆、何事もなく帰ってゆけるのだろうか?。


 露天風呂を楽しみ、食事もとってそれぞれの部屋に戻った頃はもう日付けも変わっていた。
しかし、女性というものはいつでも話しはじめると止まらないものである。







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リモージュ「お料理美味しかったね」
ロザリア「本当、思わず食べ過ぎちゃったわ」
コレット「あれ?‥‥‥アンジェリーク先輩は?」
ディア「少し遅れてから来るわよ」
レイチェル「アンジェってば、夕食の時のあれを見て何も解らなかったの?」
コレット「夕食の時?」
リモージュ「アンジェリーク先輩とクラヴィス先輩、ずっといちゃいちゃしっぱなしだったわね」
ロザリア「‥‥見ているこちらが照れてしまいますわね、あれじゃ」
ディア「‥‥皆で来ているのだから少し控えるように伝えたはずなんですけど‥‥」
レイチェル「ディア先輩、クラヴィス先輩がそんな事きくとは思えないよ」
アンジェリーク「‥‥クラヴィスがどうかしたの?」

リモージュ「とても仲が良いなって話をしてたんですよ」
アンジェリーク「ああ‥‥‥でも大変なのよ。彼凄いやきもち妬きで」
コレット「ええー!。全然そんな風に見えないですよ」
アンジェリーク「ジュリアスと公演の話をしてても、妬くのよ。
        しかも、それを私に直接言ってくれればいいのに、何にも言わないで
        機嫌が悪くなるだけなんだもの」
レイチェル「確かに‥‥‥クラヴィス先輩が機嫌悪いときって凄いですよね。
      もう恐くて側にもよれないし、顔も見れない‥‥」

リモージュ「でもそれだけ先輩の事大切に想ってるって事なんじゃないですか?。
      私なんていつもやきもち妬いてばっかりですよ。
      マルセルったら誰にも優しくするから、いっつも女の子が寄ってきて‥」
ディア「マルセルはファンの子にもとても優しいものね‥」
リモージュ「そーなんです!!。だから勘違いしちゃう子もいるんですよ。
      他の子にはあんまり優しくして欲しくないんだけどな。
      あたしだけに優しくして欲しいのに‥‥。
      だからアンジェリーク先輩がとてもうらやましいです」

レイチェル「でも、結局はいつも一緒にいるじゃないの。仲良さそうに。
      あたしなんて、いっつも喧嘩ばっかり‥‥。
      あたしもゼフェルも言い出すと止まらないから、勢いで言い過ぎちゃったりして‥」
ディア「でも喧嘩する程仲がいいとも言うでしょう?。
    それもあなた達のコミニュケーションの一つじゃない」

コレット「そうそう、結局は言いたい事が言い合えるって事じゃない。
     ルヴァ先輩なんていっつも私の事子供扱いして‥。対等になりたいのに」
レイチェル「それは無理じゃない。10近くも離れてるんじゃ」
コレット「レイチェルったら〜!!。年の事じゃなくて付き合い方の話!。
     ディア先輩は解ってくれるよね?」

ディア「そうねぇ‥‥。でも、対等ってそんなにいいものじゃないと思うけど‥」
ロザリア「あら、何故ですの?」
ディア「う〜ん‥‥‥ジュリアスの事で言えば‥‥彼は私の事とても理解してくれてるし
    対等だとも思ってくれていると思うんだけど、逆に理解あり過ぎて
    喧嘩らしいものも、やきもちらしいものも、何もした事がないのよね」
アンジェリーク「そーいわれてみれば‥‥‥‥あなた達落ち着いてるものね」
ディア「そうなのよ。‥‥‥恋人ならもっと私の事で慌ててくれたりしてもらいたいんだけど‥。
    我がままかしら‥‥?」
コレット「そんな事無いですよ!。全然我がままじゃないです!」

ロザリア「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
リモージュ「どうしたの、ロザリア」
ロザリア「‥‥いいえ‥‥皆ちゃんとした悩みでいいな‥と思ったのよ」
アンジェリーク「オリヴィエとは上手くいってないの?」
ロザリア「いいえ、上手くはいってるんですけど‥‥‥
     二人きりになると家族か兄妹に近いような安心感が出来てしまって‥‥
     なんていうか‥‥‥‥もう少しドキドキしてみたいんですけど‥。
     なかなかそういったムードにならなくて‥」
コレット「でもいいムードなのに何もされないっていうのも、
     ちょっとショックが大きいのよね‥‥」
レイチェル「な〜に〜?、なんだかイミシンな台詞だね」
ディア「確かにルヴァはそういった事に積極的なタイプではありませんしね‥」
コレット「(/////////////)なっなっ‥‥!!!」
アンジェリーク「別に恥ずかしがる事はないわよ。付き合っていれば当然の欲求だもの。
        ”恋人同士のスキンシップ”はね」
ディア「そうね。大事な事ね。素肌で触りあった方が解りあえる事もあるものね」
アンジェリーク「そうそう!。相手と自分が同じ事を感じてるって思えると
        すっごく満たされるもの」
リモージュ・ロザリア・コレット・レイチェル
    「(///////////////////////////////////////////////////)」
ディア「あら?、どうしたの、あなた達」
アンジェリーク「あなた達にはまだ刺激が強かったかしらね。
        ‥‥あっ!!、もうこんな時間。ディア、私ちょっと出かけて来るね」
ディア「え?。もう1時を回ったわよ。こんな時間にどこへいくの?」
アンジェリーク「ふふっ。この旅館、混浴があるのって知ってる?。
        クラヴィスと入る約束したの。先に休んでていいから。じゃあ」
リモージュ・ロザリア・コレット・レイチェル
    「(///////////////////////////////////////////////////)」
ディア「‥‥‥じゃあそろそろわたくし達は休みましょうか‥」
ロザリア「そ・そうですわね‥‥‥」







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 リモージュ、ロザリア、コレット、レイチェルの4人は次の日、
アンジェリークとクラヴィスを直視出来なかったという。

 こうして「劇団・スタジオライブ」の”合宿”と名の付いた団体旅行は幕を閉じたのである。




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「888」GETのなっぱさんのリクエストで
『女性キャラたちの旅行物語で、夜なんかには部屋で彼氏ののろけ話や、不満等を言い合う座談会。』
と、いったものでした。
でもごめんなさい。結局のろけたのはアンジェリークだけでした。
むずかしいよう‥‥のろけ話しって‥‥‥。






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