KIEFER ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
わたくしが貴方と出逢ったのは、わたくしがまだ少女だった頃
まだ恋も知らない頃でした。
恋をして綺麗に、そして強くなっていく友人を少しうらやましくもあった頃
わたくしはそんな彼女を眩しく見つめてた。
あなたの視線に気付かせてくれたのは、そのわたくしの大切な友人でした。
少し鈍かったわたくしは、あなたがわたくしを見つめていてくれている事に
自分では気付く事が出来なかった。
だけど、あなたの気持ちに気付き、その深く蒼い瞳に捕まってしまった時
自分の中に生まれていたものを知ったのです。
それは、あなたを思うこの気持ちが「恋」というものだと知った瞬間でした。
それからもわたくしは少しずつ、一歩ずつ、あなたの気持ちに近付いていきました。
あなたは凛々しくある反面、内情はとても繊細で脆いものを持っていましたね。
わたくしからあなたに近付いて行くのを待つように
あなたはジッと‥‥‥ただジッとわたくしを見つめ続けた。
やっとあなたに辿り着いた時、あなたは優しくわたくしを抱きしめてくれましたね。
間近で見た蒼い瞳は、思いのほか暖かい色をしていました。
それはわたくしだけが知る本当のあなた‥‥。
そして他の誰も知らない本当のわたくしをあなたが知ってくれた瞬間。
今思えばあの瞬間からわたくしとあなたの永遠は始まったのかも知れませんね。
・ ・ ・ ・ ・
ね?、ジュリアス。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■END
ちよーーーっちラブラブ過ぎたかも‥‥。
いやかなり‥‥。読み終わって引いてしまった方、すいません。
こーいうベタなのが好きなんです。
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